週刊誌ライター
第24章
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 残暑の時季でも、自宅マンションで朝を迎えるとだるい。


 起きてすぐに淹れたコーヒーを一杯飲み、軽めに朝食を取って、出勤準備する。


 連日、疲れていた。


 だけど、通常通り会社に行く。


 普段は自宅でも寝転がってスマホを見たり、本を読んだりしていた。


 楽な姿勢なのだ。


 椅子に座るより。


 でも、会社では窮屈なパイプ椅子に座って仕事する。


 疲労が尋常じゃない。


 まあ、同じ調子で仕事が続くわけじゃないのだが……。


 パソコンに向かい、記事の原稿を作る。


 急ぎのものもあって……。

 
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