COURAGE


中学3年になった頃の俺は、すでに半端不良街道まっしぐらで、高校進学なんて考えてもいなかった。

そして、その通り、高校には進学せず、今は鳶職の見習いみたいなものをやっている。


だが、当時、俺を心配して何度も進学や将来について話してきてくれたのは、この叔母さんだった。

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