取り込む家
目覚め~翔也サイド~
ふと目が覚めると、俺はベッドの上にいた。


それはいつものことだった。


だけどすぐに違和感が襲い掛かって来る。


いつもの埃っぽさがない。


いつもの薄暗さもない。


「ここは、どこだ?」


思っていた事がそのまま口から出て、ハッと息を吸い込んだ。


なんだ?


どうなってる?
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