終わらない旅
浅はかと
肌に触れる水しぶきが
なんだか心地よかった

身近なぬくもりに甘えるわたしは
いつだって未熟で臆病で

届きもしない願い事を
消せずに守るだけ

踏み外してからでは遅い人の道が
必死に訴えかけてくる


もっと強くなれ

ずっと強くあれ


決意よりも願望が先を急ぎすぎて

ちっとも
強くなれない

ちっとも
強くあれない
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