2人の王女と2人の騎士
ークライド・ブレイクリーー
side クライド
今こうやって、4人で笑い合える事が奇跡のように思える。
第1騎士団長として責務に追われる日々。
ブレイクリー家の人間としての責任。
この重圧から解き放たれる時は、気心知れたこの3人と過ごしている時間だった。
そんな普通な日々が続くだけでいい。
他には何もいらない…。
そう思っていたはずなのに、いつからだろう。
ティアに恋心を抱いたのは…。
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ークライド・ブレイクリーー