君に会えた奇跡。
運命の出会い
私はいつものように繁華街へ出かけていた。

梨)今日はどこに行こう…

あの事件から私の生活は壊れて行った。サイトのことが両親にバレて父親には暴力を振るわれ、
母親には軽蔑の目で見られる。

それから人なんて信じれるはずもなくて、バサバサになったショートの髪を整えもせずに
自分でピンク色に染めた。死にたかった。何度も何度も自分を切りつけて死のうと思った。
けど私には勇気がないらしく、死ぬ事は出来なかった。傷だけが増えてくばかり。
どこかで聞いた。自傷行為をする人は自分の存在を見つけてほしいのだと。そうかもしれない。
ドン底にいる私に気づいてほしいのだ。考えているとどんどん涙が溢れてくる。

梨)ふっ…うぅぅぅ(こんな所で泣いたら変な人だと想われちゃうわ)

思わず下を向いて小走りになる。

ドンッ

?)っいってぇなぁ!おい!止まれ!

梨)あっす、すみませ

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