高嶺のよわしくん
①
プロローグ
〜*〜ある日のモブトーク〜*〜
「ねぇ、聞いたぁー?白鳥くんまたスカウトされてたんだってー」
「知ってる知ってるー、今度はモデル事務所だって〜校門のところで名詞渡されてるの見ちゃった」
「やっぱかっこいいよねー白鳥くん。あんな彼氏がいたらもう人生言うことないよー」
「私たちには到底手の届かない存在って感じ?まさに王子様と庶民だもん」
「むしろ遊びでもいいから一回抱かれたい笑」
「わかるー笑」
「ドSな王子様って感じがたまらないよねー」
「あ、でもわたし的には普段クールなのに時々見せる笑顔がやばい!」
「体育の授業のときのへそちらとかね」
「あんたどこ見てんの変態みたいー笑」
「でもわかるでしょ?」
「わかるけどね笑」
「けど今年は同じクラスになれなかったからなーもう学校来る気なくなるわー」
「まじそれなー」
「はぁ〜。白鳥くんって一体どんな女の子に
恋するんだろう?」
〜fin〜
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