イケメンたちとBeach Time《完結》
「なあ~??ケンは??」



カキ氷の機械に氷を詰めていると、
カズキくんが声をかけてきた。


カズキくんの顔を間近で見るのは、
今朝のキス以来。



「……えぇ
…あぁ、
先、帰ってて…だって……」


「え??何で??」



カズキくんは何事もなかったように、
アタシを見ている。



あのキスって何??


カズキくんにとって、
キスって軽いものなの??



アタシは
カズキくんの質問に答えず、
逆に尋ねた。

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