イケメンたちとBeach Time《完結》
いつのように、
水平線に沈んで行く太陽と共に、
片付けを始める。


午後から働き始めたカズキくんは、
ヤキソバのコゲを
ヘラで一生懸命擦っていた。



「ハルナちゃん。
今日から夕食の支度は
アタシだけで十分だから、
それまで休憩して良いよ」


「ホントですか!
ありがとうございます!!
何かあったら、言ってくださいね!!」



オバサンは
そう言って台所に向かった。


今日からアタシとオバサンの二人だけ。



カズキくんは泊まりじゃないよね??
まだ聞いてないけど。

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