イケメンたちとBeach Time《完結》
テラスを抜けて、砂浜に出ると、
近くで花火をしている人たちの声が聞こえた。



「俺たちも始めようか??
……これ!!」



カズキくんがビニール袋から大量の花火を出した。



大きな仕掛け花火から
アタシの大好きな線香花火まで…
色々なものが詰まった花火ボックス。



「こんなにたくさん買ったの?!
二人じゃ出来ないよ!!」



「良いじゃん!!
今日だけじゃなくて、
明日も明後日もやろうぜ!!」



……ドキ。



明日も明後日も…
二人で花火が出来る。



アタシは高鳴る鼓動を抑えながら、
打ち上げ花火に火をつけるカズキくんを見つめた。
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