イケメンたちとBeach Time《完結》
「ハルちゃん!!!」



アタシを呼ぶ声と同時に、
突然、ふすまが開いた。


飛び跳ねるように、
起き上がるアタシ。



「ちょっと!!
何?!ノックもなしで、
ふすまを開けないでよ!!」



そこには、
ケンくんが立っていた。



「あ!!ごめんね!!
あのさぁ~一緒に花火しようと思って!!」



悪ぶった様子もないケンくんの右手には、
手持ち花火のセットがあった。


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