「Love logic」だから僕は、誰も好きにはならない。

「ん…やっ…」

「そっちから、誘ってきたんだろ…」

と、メガネをはずして、シャツの胸ポケットにしまう。

「嫌じゃない…ホントは……」

微かに笑って、

「……あなたも、感じてくれてるのが、嬉しい……」

より密着しようと、彼女の方からグッと腕をまわして腰を引き寄せてきた。

「……本当に、キスだけでいきそう」

吐息とともに漏らす彼女に、

「……いけばいい」

髪の中へ入れた手で、頭を抱え、

さらに奥へ舌先を探り入れた。



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