「Love logic」だから僕は、誰も好きにはならない。
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今夜は彼女の誘いを断って、家で一人で過ごしていた。
週末には、二人でいることが多くなっていて、一人になるのは久しぶりだった。
「……今日は、いい」
拒んでも、彼女はわけを何も聞いてはこなかった。
「……一人に、なりたいんだ」
部屋で、誰にともなく言う。
最近、調子が狂っている気がしていた。
感情が勝手に先走って、翻弄されているのを感じる。
自分が、自分自身に振り回されているのは、ただ気持ちが悪かった。
……僕が、間違っているとでも……。
ブランデーを含んで、首を横に振る。