【短編】キスからはじまるカンケイ【完】
「ほら」
検索結果を表示させてその部分を指さす。
「えっと…」
画面に近づくと須坂さんとの距離が近づきそうであたしは遠目に画面を見る。
〝5月23日はキスの日〟
と確かにかかれていた。
「ほんとだろ?」
須坂さんの言葉にコクリと頷く。
「もう1回しちゃおうか?キス」
「でも、だからって…」
「まぁそれは口実。したいからした」
普通に言い切る須坂さんにこの人はきっと軽い人なんだと心で思う。
だって、普通なら〝したいからした〟なんて言わない。
「須坂さん誰にでもするんですね」
これ以上ここにいては危険だと思ったあたしはノートパソコンを畳んでカバンにしまおうとする。
「待って、帰るのか?」
「須坂さんといたら仕事にならないので家でやります」
須坂さんといるくらいなら、家でやったほうが効率がいい。
あたしはカバンを持って須坂さんの前からからさろうとする。
検索結果を表示させてその部分を指さす。
「えっと…」
画面に近づくと須坂さんとの距離が近づきそうであたしは遠目に画面を見る。
〝5月23日はキスの日〟
と確かにかかれていた。
「ほんとだろ?」
須坂さんの言葉にコクリと頷く。
「もう1回しちゃおうか?キス」
「でも、だからって…」
「まぁそれは口実。したいからした」
普通に言い切る須坂さんにこの人はきっと軽い人なんだと心で思う。
だって、普通なら〝したいからした〟なんて言わない。
「須坂さん誰にでもするんですね」
これ以上ここにいては危険だと思ったあたしはノートパソコンを畳んでカバンにしまおうとする。
「待って、帰るのか?」
「須坂さんといたら仕事にならないので家でやります」
須坂さんといるくらいなら、家でやったほうが効率がいい。
あたしはカバンを持って須坂さんの前からからさろうとする。