お前を好きすぎて辛い。

私はいっちゃんと逆方向に足を向け歩きだそうとした時

ガシッ軽く腕を掴まれて歩みを阻止
「待て、勝手に一人で行くな。」

「え??」

一人で行くなって言われても私の家はこっちだし、こっちに帰らないと、

「送ってく」

「え?でも大丈夫だよ?ここからは5分も掛からないし、」
「送らせないならここからいかせない」

へ??いっちゃん頑固になったなー
なんか目が本気だよ。

「うぅ。わかったぁじゃあお願いします!」

そう言うとホッとしたような顔つきに

「ん、それでいい」
ぱっと掴んでた腕を離して歩き始める
離された腕をまた残念に思った。




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