あの夏の空に掌をかざして
日向に手を繋がれたまま、あたしは歩き出す。
…ちょっとヤキモキするけど、日向と手を繋げるし、いっか!
日向とテーマパークに来ていることと、手を繋いでいることも合わせて、あたしはご機嫌だった。
鼻唄をうたいながら、スキップするように歩くあたしを見て、日向は言った。
「ご機嫌だね、今まで宿題頑張ってきたもんね、今日は楽しもうね」
「うん!それもあるけど、あたし、日向と来れることが嬉しいの!」
日向の考えを聞いてから、何だか気持ちが軽くなったような気がする。
まだ、何も解決していない。明確なヒントが得られた訳でもない。
けれど、持ち前のポジティブさと楽観的な性格を取り戻して、絶望感を感じることは無くなった。
『楽しむ』、まずはそれを第一に考えて、あたしはこれからを過ごすことにした。
そして、思ったことは、ちゃんと伝えようと思った。
いつかにも決めたことを、あたしは忘れてしまっていた。
それに気付けたのは、日向のお陰でもあるから。
「日向!今日は、めいいっぱい楽しもうね!」
…ちょっとヤキモキするけど、日向と手を繋げるし、いっか!
日向とテーマパークに来ていることと、手を繋いでいることも合わせて、あたしはご機嫌だった。
鼻唄をうたいながら、スキップするように歩くあたしを見て、日向は言った。
「ご機嫌だね、今まで宿題頑張ってきたもんね、今日は楽しもうね」
「うん!それもあるけど、あたし、日向と来れることが嬉しいの!」
日向の考えを聞いてから、何だか気持ちが軽くなったような気がする。
まだ、何も解決していない。明確なヒントが得られた訳でもない。
けれど、持ち前のポジティブさと楽観的な性格を取り戻して、絶望感を感じることは無くなった。
『楽しむ』、まずはそれを第一に考えて、あたしはこれからを過ごすことにした。
そして、思ったことは、ちゃんと伝えようと思った。
いつかにも決めたことを、あたしは忘れてしまっていた。
それに気付けたのは、日向のお陰でもあるから。
「日向!今日は、めいいっぱい楽しもうね!」