*愛。*―あなたがくれたモノ―





~♪~♪~♪~




海斗だっ!



「は―い?どしたの~?」


「あ―葵?超人混んでて何処居るかわかんね―!何処いる―?」



「葵も思ってた~!人超多いね!
葵今、時計の下いる―!」


「時計の下?分かった!すぐ行くから、待ってろ~!」


「分かったぁ!待ってるね!」


まだかな…?海斗…♪



けど…こんな時に限って
ウザいナンパに会う…。

「ねぇねぇ!一人ぃ?俺らと遊ばない?」


「遊ばない。」


「そんな事言わないでさ~、1人ぢゃ寂しいっしょ!?」


「…。」


「あっ!当たりだ!寂しいんでしょ?!お兄さん達がいいことして慰めてあげる~!」


ウザい。
しつこい。


「超ウザいんだけど。邪魔。」


「遠慮しなくてい~よ~!」


そう言って私の腕を掴んで来た。


「―ッ痛…。離してッ!」


早くッ…!

海斗ッ…!








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