*愛。*―あなたがくれたモノ―



「最近の葵乗り悪―い!
前までの葵だったらすぐ乗ってたのにぃ―!」


「だって彼氏いるもん。」

「いままでだっていたぢゃんッ!
ねぇ―!葵行こうよッ!後1人足りないのッ!お願いッ!」


「え―…。コレが最後だからね…。」


「やった―!助かった!あんがと葵♪」


同じクラスの
愛海{マナミ}にひつこく合コンに誘われて、仕方なく行くことになった…。


海斗に言おうかな…?

海斗怒るかな…?

海斗に何て言おうかな…?



それから、昼休みまで私の頭の中は海斗でいっぱいだった…。


沢山の罪悪感と一緒に海斗を想ってた。




「もしもし葵?どした?この時間にかけてくんの初めてじゃね?」


「うん…。ちょっとあって、今平気…?」



「いや―…後5分で講義始まるから、今日葵ん家に行く。つか、学校終わったら迎えに行く。
何時ぐらいなりそ―?」



「4:30ぐらいかなぁ?」



「分かった!4:30に迎え行くから校門の所でまっとけよ!」


「分かった!待ってる♪」


「じゃな。」

「うん。じゃ―ね。」








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