*愛。*―あなたがくれたモノ―




海から帰って来て、着いたのは海斗の家だった…。


凄いマンションに住んでいた。



「海斗の家凄いね…。」


「親父がさぁ-…、俺が一人暮らしするって言ったら、このマンションやるって言ってさ…、

超ビックリ!でけ-って!んで俺今、ここのオーナーなの。」


「一人暮らし!?大き過ぎでしょ!?
オーナーとか、格好いい!」


「そ-か?」


「そ-だよッ!」



そんな話をしていたら、エレベーターが最上階に着いた…。



私、海斗の事なんにも知らなかった…。


一人暮らししてる事も、

凄くお金持ちな事も、


なんにも知らなかった…。



―ガチャ。


ドアを開けて海斗が言う。


「どうぞ、姫♪」


「ありがと♪笑」



海斗の家は広かった…。
3LDKの超高級マンション。


ベランダからの景色が最高に綺麗だった…。


「綺麗…。」


外を眺めていたら…、


後ろから海斗に抱き締められた…。


「葵…。好きだ…。」


「海斗…葵も好きだよ。」

私がそう言ったと同時に海斗は私を持ち上げて、

ベッドのある部屋に行った…。







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