*愛。*―あなたがくれたモノ―
―昼休み。
いつもの様に、私と唯と波月の3人で屋上でお弁当を食べる。
その時。
―バタンッ。
と音がして誰かが屋上に来た。
そして、その誰かは…
3年のサッカー部のキャプテンのサトシだった。
嫌な予感がした…。
サトシは本当にひつこくて、メールも電話もシカトしてたから。
サトシは1回周りをみわたしてから、私に気付き…、
こっちに来た。
唯が…、
「あれって、葵にひつこく付き合ってって言って来てる奴ぢゃん?」
「うん…。」
波月が…、
「あれ、こっちに来る系?」
「多分…。」
なんだろ…?
嫌だな…。
話す事なんて無いのに…。
とにかく嫌っていう気持ちでいっぱいだった…。
それがショックに変わるなんて、
思ってもみなかった…。
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