＊愛。＊―あなたがくれたモノ―

｢ねぇ葵…｡別れた方がいいんぢゃない??｣



私の沢山の痣をみて唯は言った…｡


けれど私は曖昧な返事しか出来なかった…｡




｢…まぁ､無理にとわ言わないけどさ｡ちょっと距離置くとか､会わないとかさ…｡コレはあんまりだよ｡………葵が可哀想だよ｡｣




｢…うん｡ごめんね､心配かけて｡でも､達耶普段は優しいの…｡

優しいから…､別れられないのかな…?

なんかね…､分んないの｡
普段の優しい達耶が本当の達耶なのか…

時々見せる怖い達耶が本当の達耶なのか…｡


分んないの……｡｣




｢…葵｡｣



｢…葵､達耶が好きだよ…｡でもね､最近分かんなくなってきた｡
達耶に逆らえなくなる事が当たり前になってることが当たり前になってきてるんだよ…?｣




｢うん…｡｣




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