*愛。*―あなたがくれたモノ―
「お―!葵?どうした?」
あの日.唯に紹介して貰った男は
海斗という。
高橋海斗{タカハシ カイト}
凄くかっこよくて、
私のタイプの顔だった。
性格もチャラく見えるけど、
誰よりも相手の事を心配するような優しい奴だ。
そんな海斗と私はよく連絡を取るようになった。
今までみたいに相手から来たから返すみたいなのではなくて…
私から連絡するようになった。
「え―。別に何かあった訳じゃ無いけど…。今、平気?」
「ん?そ-か!今授業終わって、これからは俺がとってる授業無いから、平気だぞ。」
「そか…、良かった。」
海斗は大学生だ。
私よりも4歳年上なだけなのに、
凄く大人に思える。
「なんだ―?元気ねぇな!何かあったのか?俺でよかったら聞くぞ?」
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