今日も一条三兄弟と××な日々。
晶くんが解放されたら次は昴さんで同じように匠さんに身体を調べられている。
……っていうか流れで一条家に上がってしまった私だけど、ここにいていいの?
今さらだけど上半身裸だし、お父さん以外の異性の身体をこんなにも間近で見るのは初めてで今さらどうしていいか分からない。
「まりりーん!注射痛かったよ!なでなでして?」
「うわっ、ちょっとっ……!」
晶くんが服を着ないで私にまた抱きついてきた。サラサラとした金髪を揺らして「早くー」と撫でてほしいアピール。
晶くんって……日に日に幼児化してない?
でも身体は男の子だから突き放したくても全然離れてくれない……。
「やめろ、バカ」
すると私を助けるように聖が晶くんを剥がす。
「邪魔しないでよ聖にい。まりりんと俺はラブラブなんだからさ」
「は?どこが?嫌がってんだろ」
「嫌がってないよ!まりりんの〝イヤ〟は普通に嬉しいって意味だから!」
いや、全然違うよ?
そんなやり取りをしてる間に昴さんが終わって次は聖の番。
「早く服を脱いでここに座って」
「……ち。早く終わらせろよ」