なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新撰組とわちゃわちゃするお話2
リバティside
ーーーーーーーーーーーーーーー
夕刻になり、山南さんは牢屋から出された。
しかしそれは開放のためではなく、罰を受けるためである。
山南さんはこれから死刑を受けるというのに取り乱さず、静かに前を向いて正座していた。
失望、疑い、軽蔑・・・。
彼に、さまざまな視線が突き刺ささる。
それを物ともせず、いつも通りの彼の顔を夕日が染め上げいった。
土方「・・・・最後に言い残したいことはあるか?」