なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新撰組とわちゃわちゃするお話2
山南「そうですねぇ・・・。特にないです。
あえて言うならば、これは私の意志です。
誰がなんと言おうと新撰組を脱走したことに後悔や反省はしていませんし、するつもりもありません。」
清々とした、しかし決意を固めた表情で話をする。
その山南さんの言葉に土方はなにかを堪えるように顔をしかめ、そうか、とだけいった。
山南「でも、それでも、新撰組は長年共に同じだった夢を追ってきた仲間です。
本当に・・・今までありがとうございました。」
山南さんは言い終わった後深くお辞儀をした。
私はなにも言えずに山南さんの後頭部を見つめた。