なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新撰組とわちゃわちゃするお話2
山南さんも、裏切ったんだ。
裏切り者に感じる情なんてーーーーー
目の前に誰かの足が見えた。
リバティ「・・・見つけた。」
見上げると、そこにはりぃが立っていた。
リバティ「流石に帰んの遅すぎ。
迎えに来たよ。」
気づけばもうあたりは暗く、夜の風を感じる。
「・・・・・りぃ。」
思っていたより情けない声がかすれた。
いや、声だけじゃない。
顔も、ひどい顔をしているだろう。
りぃは、僕の頭を何も言わずに撫でた。