なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新撰組とわちゃわちゃするお話2
「・・・いた!」
江戸の町を離れ、少し山に入ったところに拓けたところ。
そこにイークは何かに耐えるようにかがみこんでいた。
「イーク!!!!」
そう叫んだ瞬間、イークはこちらに飛びかかってきた。
そのまま押し倒され、首筋に思いっきり噛み付かれた。
「うぁ・・・!」
イーク「ふー、ふー、ふー」
荒い息のまま、満月で力が強くなっているなか全力で噛み付かれたのでいつもよりも酷く痛む。
あー、痛い・・・これ噛み付かれるどころか食いちぎられるんじゃないか?
ていうかいつもより犬歯が鋭いから最低でも貫通してそー・・・。
まぁでも、ギリギリイークの理性が持ってくれてよかった。