なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新撰組とわちゃわちゃするお話2
一時間後。
リバティは、縄で両手を縛られて正座させられていた。
「くっそう・・・。」
山崎「はっはっはっは!!」
腹立つわー。
めっちゃその高笑い腹立つわー。
山崎「いやー、ほんまありがとな。
いぃのお陰で捕まえられたわ。
これで副長に怒られんですむ。」
イーク「いえいえ。
こちらこそ、うちの馬鹿姉が迷惑をかけてすみません。」
そう。
山崎は、暫くして起きたイークに助けを求めたのである。
イークに『お姉ちゃん、こっち来て』って言われたら行くしかないじゃん!!!
『お姉ちゃん』だよ!?
普段お姉ちゃんって呼ばないイークが!!!
『お姉ちゃん』って呼んだんだよ!?!?
可愛すぎるでしょ!!!
罠だって分かってても行かないわけにいかないよ!!!
「イークを利用するなんて卑怯だ!!!」
山崎「なんのことや?(笑)」
「代わりにもう一回イークの『お姉ちゃん』を聞かせろ!!!」
山崎「そこなん?
ていうか、もうそろそろ鼻血止めろや。」
イーク「絶対嫌。」
そんなイークの引いてる顔も可愛いね!!
あ、また鼻血が・・・。