なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新撰組とわちゃわちゃするお話2
少しずつ崩壊する音
山南さんが朝食にやってこないことを隊士たちは不思議がり、1人が呼びに行くと山南さんの部屋には誰もいなかった。
いつもよりも生活感がなくなっている部屋。
机の上に残された手紙。
これは異常だと感じた隊士は、急いで土方を呼びに行った。
やってきた土方は手紙を手に取り、それに目を通す。
土方「・・・・」
読んでいくうちに険しくなっていく顔。
それを心配そうに見つめる仲間たち。
手紙を読み終わり、ため息をついたあと顔を上げた土方は鬼の副長の表情をしていた。