ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-
「バーカ。んな心配してんなよ。」
そう言ったナオの声が優しくて直ぐに不安が無くなった。
ナオの声と、その優しい手は、
アタシを直ぐに嬉しくさせる…
「それより…。」
「え…?」
「お前も男に迫られんじゃねーぞ?」
「へ……?」
『何が?』と聞くような目で
とぼけるアタシにナオは強く言った。
「つーか…もし、そんなヤツがいたら俺がぶっ殺すけどな♪?」
「はぃ!?ダメでしょ絶対!」