ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-






「聞いてる〜?」



横にいる男の言葉も耳に入らないくらい…



アタシはその光景を、何かに取り付かれたように見ていた。



あ…、今……。一瞬、ナオと目があった気がする……。



でもその視線がアタシに向けられていないことに、直ぐに現実へと引き戻される。



それと共に、アタシの手が、誰かの手の温度と重なった…。



びっくりして少し肩を震わせる…。



視線を追い掛けると、他校の男の人だった…。






< 126 / 497 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop