ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-
3.突然の…
その日の夜…。
『♪〜♪〜♪〜』
ん…?
部屋でくつろいでいたアタシの電話が静かな部屋に鳴り響いた。
それが大好きな人からの設定音楽だったから、アタシは急いでその電話にでた。
「はい…!もしもし?」
『秋穂…?』
「うん…。」
しかし、電話の向こうから聞こえたナオの声が、いつもと少し違って……
いつもより、ほんの少し暗い気がしたナオの声のトーンが気になりつつも
とりあえず元気に答えた。