ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-






するとアタシが返事をしない事にイラついたのか、グイッとアタシのアゴを持ち上げると…



冷たい声でいった。



「何か言えよ…?」


嫌だ…

嫌だ……

嫌だ………ッッ!!



ムカついて、切れかけたその時だった…。



「離してよ……ッッ」


「離せよ…!」



誰の声と重なって、
アタシはその方へと振り向いた



すると目に入ってきたのは、
明らかに怒った顔のナオだった。





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