ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-
「ナオッ…!!」
キキキキッッ―――!!
―――…え?
ドンッ……!!
体に重い衝撃が走る…。
ナオ…。
あともう少しなのに…――。
「きゃああぁ――…!」
「誰か救急車…!」
その場の回りの人達が騒ぎ出す…。
横断歩道の先から見えた金髪頭が近くに見えた。
「秋穂……!?」
ナオが近くにやってくる。
やっぱりナオだったんだ…
よかった……。
ナオがアタシを呼びながら、近寄ってくるのが分かった。
はっきりした意識はここまで。
アタシはそのまま暗闇へと落ちていった…―――。