先生、私また風邪を引いたみたいです!
私の体をゆっくり離し顔を見る
目が合った
すごい真っ直ぐで、すごい熱い目
「……太ももとか…胸とか…耳舐められたり………気持ち悪くて、鳥肌が…」
思い出すだけで吐き気がする
また、涙が溢れそうになる
必死に我慢しても、我慢しても、止まらない…
「言ってくれてありがとう」
結城直也はもう一度私の体を引き寄せて、優しく、優しく抱きしめた
あぁ、やっぱり私、この人が好き