先生、私また風邪を引いたみたいです!





私の体をゆっくり離し顔を見る



目が合った



すごい真っ直ぐで、すごい熱い目



「……太ももとか…胸とか…耳舐められたり………気持ち悪くて、鳥肌が…」



思い出すだけで吐き気がする



また、涙が溢れそうになる



必死に我慢しても、我慢しても、止まらない…



「言ってくれてありがとう」



結城直也はもう一度私の体を引き寄せて、優しく、優しく抱きしめた



あぁ、やっぱり私、この人が好き
< 70 / 217 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop