好きにさせてよ!❤️一途女子VSクーデレ男子❤️
でも、
でも――
「好きなんだよ、バカーッ‼︎」
『それって、結局どっちなの?』
…⁉︎
後ろから、声がして。
その声が、大好きな人のものだと知って。
あたしは唖然として、振り返った。
其処には、いつもの様に無表情の里中が――
でも、何で、どうして⁉︎
「どうして、此処に⁉︎」
「……。」
「彼女の所に行ったんじゃないの⁉︎」
てっきりそうだとばっかり思ってたのに。