好きにさせてよ!❤️一途女子VSクーデレ男子❤️
「そうしないと里中に恋愛対象として見て貰える所か
いつまで経っても“変なクラスメイトその一”扱いだよ」
縡ちゃんはそう付け足して、やれやれと肩を竦めた。
「んー分かってはいるけどさ…」
「何よ」
「“変なクラスメイトその一”は酷いよ、縡ちゃん」
じとっ、とした眼差しを縡ちゃんに向けると。
「あら、でも本当の事じゃない」
縡ちゃんはにっこりスマイルでそれに応えた。
「くっ…」
苦虫を噛み潰したかの様な顔をするあたし。
それを見た縡ちゃんは
くすくす笑ってそれから“ま、頑張んな”
そう言ってあたしの頭をぽんぽんと撫でてくれた。
「ん、有難う!
やっぱり持つべきものは親友だよね!」
「全く、羽華は調子良いんだからー」
「へへっ」