輝赤精マヤ
みんなきっとそう言ってくれる。


でも私はお姉様がどれだけ「王」になりたいか知ってる。


だから私は「王」にならない。


いや、なれない。


お姉様が望んでいるのに私がなる必要なんてない。


ずっとそうおもっていたから。
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