【完】触れたいのはキミの鼓動

「…ふっ…うっ…」


今は石井ちゃんの言葉が胸にひどく刺さる。
ワタシも出来るなら、そこで笑えたらいい…そう思うよ。



でも…。




「私、須賀が好き…っ」



この想いは今更届けられるのでしょうか?



「私、どこに向かえばいいの…?」


途方もなく、色んな想いが入り混じって、私は今すぐ足元からいなくなりそうだった。
< 88 / 92 >

この作品をシェア

pagetop