秘密の恋 〜社長に恋して〜
それからしばらくして、会はお開きになり、酔った人たちがカラオケに誘うのを丁重に断り、瑞穂は傘をさして東京の眠らない街を歩いていた。
ふと、こないだ立ち寄ったショップの前に立ち止まった。
店先には、こないだとは違うドレスが飾ってあった。
店の中は小さな灯りだけが灯り、Closeの札がドアには掛けられていた。
傘にポツポツと当たる雨音がやたら大きく耳に響いた。
家に帰りシャワーを浴び、パジャマに着替え、冷蔵庫からミネラルウォータを出し半分ぐらい一気に飲むと、棚へと向かった。
そこに置いてあった小箱をそっと開けると、ピンクの小瓶を取り出した。
そっと、首元に香を纏うと、瑞穂は大きく息を吸い込んだ。
(- やっぱりいい香り…。)
その香りに包まれるように、眠りについた。
ふと、こないだ立ち寄ったショップの前に立ち止まった。
店先には、こないだとは違うドレスが飾ってあった。
店の中は小さな灯りだけが灯り、Closeの札がドアには掛けられていた。
傘にポツポツと当たる雨音がやたら大きく耳に響いた。
家に帰りシャワーを浴び、パジャマに着替え、冷蔵庫からミネラルウォータを出し半分ぐらい一気に飲むと、棚へと向かった。
そこに置いてあった小箱をそっと開けると、ピンクの小瓶を取り出した。
そっと、首元に香を纏うと、瑞穂は大きく息を吸い込んだ。
(- やっぱりいい香り…。)
その香りに包まれるように、眠りについた。