秘密の恋 〜社長に恋して〜
「笠井、今週の金曜日、ここを予約しといてくれ。」
「…はい。」
瑞穂は1秒返事に遅れた。
メモには、
Tokyo International Hotel 38F
フレンチレストラン 20時
部屋番号1001 1泊
「めずらしいですね。社長が私に予約を頼むなんて。」
瑞穂は作り笑いを浮かべながら聞いた。
「そうだったか?」
由幸はそれだけを答えた。
「そうですよ。」
(- 初めてよ。あたしに他の女との予約頼むなんて。そろそろ潮時か…。)
由幸の姿が見えなくなると、机の引き出しの辞表を見た後、大きくため息をつき、電話に手を掛けた。
「…はい。」
瑞穂は1秒返事に遅れた。
メモには、
Tokyo International Hotel 38F
フレンチレストラン 20時
部屋番号1001 1泊
「めずらしいですね。社長が私に予約を頼むなんて。」
瑞穂は作り笑いを浮かべながら聞いた。
「そうだったか?」
由幸はそれだけを答えた。
「そうですよ。」
(- 初めてよ。あたしに他の女との予約頼むなんて。そろそろ潮時か…。)
由幸の姿が見えなくなると、机の引き出しの辞表を見た後、大きくため息をつき、電話に手を掛けた。