秘密の恋 〜社長に恋して〜
ショップの前まで来ると、
「どうぞ。」
と詩織は瑞穂を招き入れた。

「この服も可愛い…。」
瑞穂は飾られていた服を見た。

「ありがとうございます。私が作ったんですよ。それ。」

「え!詩織さんが!すごい…。」

「ふふ、ありがとうございます。あっ、じゃあ、ひとつお願いがあるんですけど。」
詩織はいたずらっぽい瞳を瑞穂に向けた。

「?何ですか?」

「あたしのサンプルの服着てみてもらえませんか?着心地とか、脱ぎやすさとかを教えてもらいたくて。」
そう言うと、詩織は裏から、綺麗なサーモンピンクのワンピースを持ってきた。

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