秘密の恋 〜社長に恋して〜
「はい!あっ、社長は…もうお出かけですね?」
唯は、少し怪訝な顔を見せた。
「そう。」
瑞穂は特に表情を変えずに言った。

「仕事はあんなに完璧なのに…。」
唯はなんでと言う顔をした。

「社長の言葉を借りるなら、仕事のストレスのはけ口らしいわよ。」
瑞穂はため息をついた。

「ストレスのはけ口…。はけ口でもいい女がたくさんいるのがまた問題ですね。」
唯もため息をついた。

「そうね。」
瑞穂は苦笑した。
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