純愛のコーラスを響かせて。
prelude*.·.。゜
「じゃあ、指揮は樋口悠貴くん、伴奏は大久保知香さんでいいですかー?」
「はーい!!」
「お前ら頑張れよ!」
「この2人なら相性もいいね」
「成功させるぞー!」
高校最後の合唱祭。
俺、樋口悠貴は初めて指揮になった。
伴奏は、俺の彼女の大久保知香。
「知香、頑張ろうな」
「うん!」
指揮のやり方すら分からなかったし、伴奏との合わせ方も知らなかった。
だから、休みの日には毎回、知香に手伝って貰って、2人で合わせられるように練習を重ねた。
夏休みも、練習に費やした。
最後の合唱祭、最優秀賞を狙っているのは当然だ。
だからこそ、クラスの歌を支える俺らは完璧にしなければ。
そう思って、2人で頑張った。
夏休み明け、直ぐに合唱祭1ヶ月前。
「後1ヶ月、本気でやるぞー!」
「オー!!!」
そんな矢先だった。
「…あれ、可笑しいな……」
彼女の耳に、魔が差したのは。
「はーい!!」
「お前ら頑張れよ!」
「この2人なら相性もいいね」
「成功させるぞー!」
高校最後の合唱祭。
俺、樋口悠貴は初めて指揮になった。
伴奏は、俺の彼女の大久保知香。
「知香、頑張ろうな」
「うん!」
指揮のやり方すら分からなかったし、伴奏との合わせ方も知らなかった。
だから、休みの日には毎回、知香に手伝って貰って、2人で合わせられるように練習を重ねた。
夏休みも、練習に費やした。
最後の合唱祭、最優秀賞を狙っているのは当然だ。
だからこそ、クラスの歌を支える俺らは完璧にしなければ。
そう思って、2人で頑張った。
夏休み明け、直ぐに合唱祭1ヶ月前。
「後1ヶ月、本気でやるぞー!」
「オー!!!」
そんな矢先だった。
「…あれ、可笑しいな……」
彼女の耳に、魔が差したのは。