階段落ちたら異世界に落ちてました!

新たな命とともに。愛し愛されて生きていく

2人が産まれてから産湯で綺麗にし産着を着せられた所で2人とも私の両脇に連れてきてもらった。


「とってもお可愛らしい王子様と姫様ですよ!まどか様お疲れ様でございました。」


「右が王子様で左が姫様ですわ」


そう言って置いてくれたナーサに礼を言う。

「ナーサさんもありがとうお陰で無事に産めたわ。」


「もったいなきお言葉でございます。」


そうして私の元に来た2人はとても可愛い。

男の子は私の黒髪を譲り受け女の子はなんとエドの銀髪だ。

遺伝子上黒の方が強いから2人とも黒髪かなと思っていたけれど娘は見事な銀髪だった。



落ち着いたところで結界魔法を解除したらエドが飛び込んできた。


「まどか、無事か?!」

「えぇ、無事ですよ。さぁ、見て下さい可愛いですよ。」

そう言うとベットの脇まで来て覗き込む。


「黒髪が息子で銀髪が娘だな。」

「あら?どうして分かったの?」


「纏う魔力で分かる。2人ともなかなかの魔力だが、既に制御しているので心配はなさそうだ。」


それを聞いたアンジェリーナさんが驚いている。

「まぁ、産まれたばかりですのにもう制御なさっておいでですか?」
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