階段落ちたら異世界に落ちてました!
「あぁ、2人がまどかの中に居るうちから念話で伝えていた。その頃から魔力の大きさは分かっていたのでな。制御出来ねば母様のそばには居れぬと伝えたゆえ2人は互いに協力しあってまどかの中で制御を覚えてきた。」


いったい、いつの間にお腹の双子とそんなやり取りしてたんですか?!

「それならこの子達は幼い子がなりやすい魔力暴走などは起こさないということですか?」


そう聞くと


「あぁ、そうだ。それの制御をなし得なければ竜人族ではないまどかでは大変な事になるのでな。母様と居たければ制御無くしては無理と伝えたら2人はかなりのやる気でなし得てから産まれてきたのだ。」


なんと双子は魔力制御を胎児のうちからマスターして産まれてきたらしい。
魔力があっても私は人だから大したことは出来ない。
魔力量はエドの番なのでそれなりにあるらしいけれど異世界出身の為最近やっと生活魔法具に魔力を流して使用する事が出来るようになったくらいの魔法音痴である。


魔力暴走されたら私では抑え込めないので確かに必須ではあるのだけれど、そのために魔力値高めの乳母2名を採用していた。

しかし2人はもう制御をマスター。
私でも安心して子育て出来るという事だ。


しかも私と居るために頑張ってきたとか泣けてきちゃう。
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