階段落ちたら異世界に落ちてました!
「おーい!子ども達!!」

そう声を掛けると

「「まどか!お話終わったんだね?」」


「うん、それで私は王宮に行く事になったよ。皆、本当にありがとうね。皆が居なかったらきっと私落ちてきた時点で死んでたよ。皆がクッションになってくれたお陰でケガ一つ無かったよ。」

そう言ってそこに居た羊の子どもたち数人をぎゅっと抱きしめてお礼を言った。


「まどかが無事で良かったよ。また遊びにおいでよ。今度はゆっくりしようよ!」

「そうだね、今度は一緒にお昼寝でもしようね!」


「あ!まどか。獣人は見た目じゃ分からないけど男女居るんだからね?抱きつくのは程々にするんだよ?獣姿でもまどかとそう、年齢変わらなかったりするからね?」

おぉう!その点を考えてなかった。
魅惑のモコモコにばっかり意識いってたし。

「因みに声変わりとかは?」

「獣でも15歳前後で声変わりするからその年代より上なら声聞けば分かると思うよ!良い?まどか慎みを持ってね!」


はい、反省します。


「うん、大事な事教えてくれてありがとう。これからは気をつけるよ。」


「「まどか、元気でね!」」


「うん!本当にありがとうね!」

こうしてお別れをして私はケイリーさんと一緒にハーバイトさんの背に乗って王都に行くことになりました。
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