階段落ちたら異世界に落ちてました！

がっつり顔に不安が出ていたようで


「ごめんなさいね、まどか。王宮に入るには竜人族以外は結構手続きが必要なのよ。でも近いうちに必ず会えるから。」

そう微笑んで告げてくれるケイリーさん。

「そうだぜ、嬢ちゃんとは近いうちに会えるさ。族長は大体2ヶ月毎で王宮に領内報告に行く義務があるからな！会議の時に会えるさ！」


そう言ってポンポンしてくれました。


そうか、2ヶ月毎で王宮に来るならすぐ会えそうだ。

って、私の今後の住まい王宮？！

いや、とりあえず暫く間借りかな。
この世界の事もっと知らないと自立も出来ないもんね。


「分かった。行ってくる。ケイリーさんもハーバイトさんもここまでありがとう。また会おうね！」


そうして妖艶美人なお姉様のケイリーさんとワイルド系イケメンなハーバイトさんとお別れして、インテリ系イケメンのローレンスさんと共に迎えに来てくれた数人の竜人さんが荷物も持ちつつ王宮に向かった。