階段落ちたら異世界に落ちてました!
そうして案内してもらったお部屋はベットルームにクローゼットルームに専用バスルーム。更には応接間付きのお部屋。
もう、それだけで実家より広い部屋である。


「買い物してきて頂きましたが、下着も普段着もドレスもとても足りませんわ。明日午前中に仕立て屋を呼びますので採寸と普段着は数十着持ってこさせますわ!靴などの小物も足りませんわ!」


なんですと?!
服屋さんで3着普段着買ったのも生地が上等過ぎて悩んだというのに。
靴だって3足買ってもらってますよ?

ありありと、それ必要ですか?と顔に出ていたようで


「まどか様、まどか様はエドアルド様の番でございます。この王宮にての地位としては儀式はまだですが王妃にあらせられます。それなりに御用意せねばなりません。」


え?エドの番発言でいきなりもう立場としては王妃になっちゃうんですか?!!

嘘でしょう?!!

このやりとりを見ていたローレンスさんが一言。

「嘘ではございません。まどか様はエドアルド様の番ですのでサールーン国の王妃にあらせられます。」

えぇぇぇ!!!!!!

聞いてませんよ!!!


「今お伝えいたしましたゆえ、今聞いたことになるかと存じます。」

私顔に出やすいけど、ローレンスさんエスパーですか?
表情だけで会話成立しちゃってます。
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