階段落ちたら異世界に落ちてました!
超絶美形が物凄い困り顔で懇願してきて拒否できるのか?


出来るわけがありません。

「分かりました。エドがこれで大丈夫と言うのなら私はここに居ます。」


そういうとパッと花咲くような笑顔を浮かべて


「あぁ、まどか。大丈夫だ。まどかは心配になるほど軽いのだからな。このまま此処に居ておくれ。」

甘い笑顔で甘く囁く超絶美形・・・
羞恥心とかその他諸々で私の何かがゴリゴリ削られてくよ
ぉぉ・・・


そうしてエドは私をお膝抱っこのまま、お仕事を再開しました。


ローレンスさんとアンジェリーナさんがホッとしたように息を付き2人もお仕事再開していました。

もしかしてあわや地雷地帯だった?

踏んじゃいけないところ踏み抜く寸前でした・・・か?


心配かけてごめんなさいぃぃ!!!

もう言わないので、安心して下さい。

書類に集中しているエドを見つつ2人に視線でお知らせします。
お2人とも深く頷いて笑ってくれました。


まさか少し離れるだけでも身を切られるような苦痛になるなんて思っていなかったから。
種族が違うのだから自分の感覚でものを言ってはいけないと学びました。
恥ずかしさなんて小さな事ですね。
いや、私には大きいんですけれども耐えます。

エドはかなり我慢していたようですから。
部屋の案内と番の説明と正味30分程でしたが、どうやらこれが限界の様です。

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